強みの最大化と弱みの最小化
フリーランスが会社を立ち上げるメリットの一つ目は「強みの最大化と弱みの最小化ができる」というところにあります。フリーランスが会社を立ち上げるということは組織化するということです。組織化するということは、それを得意とする社員がその業務を担当することができるようになります。個人で働いていた時には自分が得意なことも不得意なこともすべて自分が担当してきましたが、会社を立ち上げて組織化すると得意なものだけを担当することができるようになり、結果的に自分の強みを引き出すことができるようになるわけです。自分が不得意なことであってもそれは誰かにとって得意なことかもしれません。会社を立ち上げるのであればまずは自分の弱点を知り、それを補うような形で補強するのが望ましいと言えるでしょう。
新しい取り組みが可能に
前項で弱みを最小化できると説明しましたが、これはつまり今まで不得意としてきたことに時間を費やす必要がなくなるということでもあります。すべての時間を得意なことに費やすことができるようになると、今までのようにただ来た仕事をこなしていくだけではなく新しい取り組みにチャレンジすることができるようになります。エンジニアが働く世界では日々技術が進歩しており、この世界の中で生き残るためには最低でもトレンドに追いついていく必要があります。
また、ビジネスとして成功を収めるにはただトレンドを追うだけではなく、新しい取り組みにチャレンジする必要があります。このようにIT系の分野に欠かせない新しい取り組みへのチャレンジができる他にも、開発速度のアップにも繋がるというメリットもあります。日々進歩するエンジニアの世界で重要となる開発速度のアップと新しい取り組みへのチャレンジ。この2つの面でメリットのある組織化は、この業界で成功するためには欠かせないことと言えるかと思います。
ビジネスにおける信頼度がアップ
これまでに紹介した2つのメリットは組織内の話でしたが、ここで紹介するのは組織の外から見られた時のメリットになります。フリーランスとして働いている人よりも会社を相手にしたほうが信頼度がアップするというものです。フリーランスの人と仕事をする際のリスクとしては、たとえば途中で仕事を放棄してしまったり病気やケガで仕事ができなくなるといったケースが想定できます。しかし相手が会社という組織であればそういったリスクは最小限のものになります。相手から見た時に信頼できるということはビジネスにおいて非常に重要です。安心して仕事を任せられる相手になることで仕事の選択肢が増えたり、より質や単価の高い仕事を任せられるチャンスが増えていくでしょう。
這い上がるのにマストな能力
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学ぶべき経営者としての資質
成功した多くの経営者には、共通して「成功する特徴」が見られます。自分も経営者として成功したいのであれば成功者の特徴を知り、そこから学ぶことが必要です。今回は「成功する経営者の資質」を紹介します。もし今のあなたにそれらの資質がなかったとしても、ここで学びこれから常に意識してそうなれるよう心掛けることで変わっていくことができます。ぜひ経営者である自分を成長させる機会にしてください。
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成功に不可欠なスキル
成り上がることができる高卒エンジニアに必要なスキルとはどのようなものがあるでしょうか。エンジニアである以上、技術的なスキルに長けていることは最も重要ではありますが、フリーエンジニアとして成功するためにはそれだけでは足りないといえるでしょう。フリーエンジニアは一人の経営者でもあるわけですから仕事を得るためのコミュニケーションスキルも必要になります。また、自分のことを多くの人に知ってもらうようなプレゼン能力も磨いておくとより成長できるでしょう。
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実務経験の蓄積が必須
フリーランスになるためにはしっかりとした準備が必要です。準備不足のままフリーランスになってしまうと仕事を得るのが難しくなって収入が減り、何のためにフリーランスになったのかわからないといった状況になりかねません。中でも実務経験は重要で、会社員時代に積んでおくことが求められます。今回はフリーランスになる前に積んでおくべき経験について紹介します。これらの経験を会社員時代に積んでいるかどうかでその後の差が出ます。